ポッポチーヨ!

文鳥を飼っているのか、文鳥に飼われているのか。文鳥についての備忘録替わりの日記です。不定期更新。

華麗なる放置からの帰還

うーんうーん、なんでこんなに放置しちゃったかなあ。

(ものぐさだからです)

 

 

ここ2~3年ほど動物病院に行かない月がないぐらいの勢いだったのに
男の子同士の大喧嘩でクチバシが割れかけたロッソが1回お世話になったぐらいで
雪溶けからこっちはとんとご無沙汰で。

 

フツカ・イツカきょうだいは、引き取り当時こそ危なかったけど
今はもう大人たちと一緒の放鳥タイムで、大人たちがドン引きする勢いで飛び回っているような次第。

 

健康診断にでも行けばいいんでしょうけどね。
数が数だけに。

 

現状総勢24羽。過去最大のような気もするけど、もしかしたら28羽ぐらいの時期があったかもしれない。
時期も面子も定かではないのだけれど、そういえば一度に8羽ぐらい挿し餌してた時期もあったから、そのあたりだろうか。それかその子達の嫁婿探ししてた時期か。

 

 

 

 

まあ、ともあれ、文鳥達はそんな感じで元気にやっていてくれてます。

 

人間のほうはまた別の日に。たぶん明日にでも。

 

すっかり鳥らしく

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たぶん手前がイツカ、奥がフツカ。

昨晩放鳥デビューを果たしたが、イツカはびびって手の中から出ようとしなかった。
フツカは飛び回るものの、大人たちから遠巻きに見守られている感じで、「一応参加はした」ぐらいのところで帰ってきた。
「いってきたよー!すごいでしょー!!」とでも言わんばかりに甘えて握られに来たので、イツカとともにひとしきりモフって寝かしつけた。

 

この愛らしさはいつまで続くのだろうか。
我が家は飼育数が多いので手乗り崩れになってしまう子が多いが、出来れば長く甘えていてほしいものだと思う。

 

一人餌もだいぶできるようになってきて、というかフツカはもう一人餌でも大丈夫な気がしないでもないが、まだ要求されるので挿し餌は続けている。
イツカはまだまだ挿し餌が主食で、一人餌は練習中。

 

水槽温室は卒業したが、看護用のキャリーに移しただけなのであまり変わらない気もする。
とりあえず保湿の必要はなくなっている。
フツカは水浴びもするようになった。

 

イツカは…そもそも3日しか差がなかったはずなのだが、フツカだけを先に引き取った際、親鳥が「もう育てなくていい」とでも勘違いしたのか、3日ほど後で様子を見た際には殆ど餌を貰えていなかったようで、飢餓状態に陥っていたようだ。
そこに飼い主が気付かず欲しがるだけ挿し餌を与えたものだから消化できず食滞となり、回復までさらに成長が遅れる結果となった。

 

正直なところ、食滞起こした時はダメかと思ったが、イツカ自身の生命力に救われた感じで、2羽揃って飛び回る姿を見ると、よくぞここまで…と感慨に浸ってしまう。

 

 

話は変わるが、イースター社からリトルバードセレクションプロというシリーズで、フィンチ用のペレットが発売されている。

http://www.yeaster.co.jp/d/lspro/type.html

店頭でサンプルを頂いたので、とりあえずパフォーマンスのほうをちびっ子たちに与えているが、概ね好評の様子。大人たちの試食はこれからだが、食べてくれるようなら導入してみようと思う。

ちなみに上記リンク先のメーカーサイトに『小動物専門獣医師の指導と動物園飼育技師などの協力により開発された』とあるが、同社製品の「インコセレクション」を監修された獣医師の先生は関わっていないとの情報。

とはいえ、数少ない国産製品(しかもフィンチ用がある)である。期待して見守りたい。

 

またブログタイトル変更&育雛用品

全く同じタイトルの文鳥ブログがあったので、またブログタイトルを変更した。

最初に諸設定決めた時は身内以外の閲覧者を想定していなかったので、本当に適当にそれっぽい目立たない感じのを、ぐらいにしか考えておらず…

管理画面いじってたら検索でぽつぽつ来ていただく方があるようで、別のブログのつもりでここを見つけてがっかりされても申し訳ないので、おそらくかぶらないであろうタイトルに変えることに。

「!」まで含めた完全一致で検索してみたところ、かぶりは見受けられなかったので、一応確定ということにしておこうと思う。(確定の割に煮え切らない)


ちなみに由来は2番目に我が家に来たシルバー文鳥「ゴマ」(故ブン)の歌。

 

生後4日の5代目ヒナでてんやわんやした時の教訓で、今回はシリンジ・フィーディングチューブ・サーモ等々、過去に例を見ない万全の態勢でヒナを迎えたつもりだったが、飢餓状態(たぶん)からの大量給餌で消化不良というまさかの事態。
薄めパウダーフードで乗り切れたのは、持って生まれた生命力か。
持っててよかったシリンジ+チューブ!

 

 医療用のシリンジをフードポンプとして使用中。
洗って再利用はするけど、本来は使い捨てにするもの。わりとすぐゴムが劣化して押し引きし難くなるので、そうなったら交換。4~5回使えれば御の字か。

 

スドー フードポンプ 10cc

スドー フードポンプ 10cc

 

フードポンプ自体は大きすぎて文鳥には向かないと思うんだけど、付属のチューブの細いほうは使えるのでチューブのためだけに時々購入していた。(現在は医療用の製品を動物病院でわけてもらって使用している)

 

そんなこんなで現在はまた粟玉ベースの挿し餌に戻しているが、「育ての親」のスポイトは割とよく壊れる。特に多いのが縦方向に入るヒビ。餌を詰める時に外向きの圧力がかかるためだろう。熱湯にも浸けるし。
こればっかりは消耗品と割り切って、常に予備をストックしている。 

コバヤシ 育ての親 小鳥用 K-2

コバヤシ 育ての親 小鳥用 K-2

 

 

 

 

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セットの専用容器は少量だけ作って育ての親で与えるのに丁度良くできている。
ただ、湯煎で保温する場合空気が抜けずに浮き上がってしまうため、新しく購入したら外側の真ん中より上のほう(湯煎時の水位より上)に穴をあけて浮き上がりを防いでいる。穴を開ける際は内側まで貫通しないよう注意。

 

パウダーフードは買い置きしてあったラウディブッシュ社のフォーミュラ3を使っているが、どうも現在ネット上ではどこも欠品状態。
Amazonのストアフロントにも、ペレットしか並んでいない。
4月中~下旬入荷予定としているショップもあるが、既に下旬には入っているので、ちょっとどうなるかわからない。

ちなみに最近の製品は材料にアルファルファが入ったそうで、従来品より緑っぽい色合いになっている。

 

動物病院で処方される療法食のフォーミュラAAなんかはどうなってるんだろう?

 

 

 

 

等と書いているそばからまたイツカが消化不良気味になっている…
明日はまたパウダーフード生活になりそう。

(飼い主は楽なんだけどね)

ジュウゴニチとニジュウニニチ

どうもフツカを引き取った後のイツカはあまり餌を貰えていなかったようで、元々開きのあった生育度合いが更に開いてしまっている。

ヒナの成長度のめやす文鳥団地の生活)を尺度にさせていただくなら、フツカが22日相当、イツカはひいき目に見て?15日相当ぐらいか。

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羽軸の色がフツカよりは黒っぽいけど、シルバーは確定みたいよ?

 

欠食児童イツカさんがあまりに激しく要求するもので、引き取り当日に欲しがるだけ与えてみたら見事に食滞になりまして。
仕方なく翌日は当人の食欲とは裏腹に薄めパウダーフード生活を強いる結果になってしまいおかげでさらに生育度合いの差が開く結果に。いやはや、申し訳ない。

 

結局、今日の遠出は2羽とも連れて行った。
在宅時のように別メニューを用意するのは難しいのでフツカもパウダーフード(通常濃度)に付き合ってもらったのだが、両名ともどうにも不満顔で、毎年恒例役員決めの静寂の中

 

「ピッ」

 

と一言発言されたのでちょっと焦った。

 

田舎の山中なので外の野鳥の声と思われたか、小声だったので飼い主以外に聞こえていなかったか、とりあえずどこからも突っ込みはなかったが。

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そのうの炎症も引いたので帰宅後は粟玉ベースの挿し餌に移行。
フツカは食欲のピークが過ぎたようで、そこそこ食べたら落ち着くのだけれど、イツカは明らかにそのうパンパンでも欠食児童モード全開でビャービャー騒ぐ。
飼い主の自制心が試されている。

結局引き取った

前回の更新後、フツカだけを引き取り2日が経ち、週末にある遠出の時はフツカを巣に帰して両親(ポロ・杏仁)に見ていてもらおうと目論んでいたが、/残したイツカがあまり餌をもらえていない様子だったので結局2羽とも引き取ってきた。

 

両親が放鳥タイムに飛び出した後でツボ巣を覗いたら、イツカのそのうに何も入っていないのが見えてしまった。フツカを返すどころかイツカ1羽だけでさえ危うい。

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食後の様子。
伸びた羽軸がどんどん開いて鳥らしくなってくるフツカに対して、前回からあまり変わってない…ように思えるイツカ。ちょっとは羽軸伸びたけれども。

 

ポロ・杏仁のケージからは、ツボ巣も外してしまうことにした。
ヒナの糞が積もっていたので、ツボ巣は洗って再利用とか考えず破棄。

 

そんな騒ぎ(?)があったので、放鳥タイム一番乗りで出てくる両親は画像のシーンを見ているのだけれど、特段ヒナたちを探すでもなく、他所のケージを覗いたり放鳥用のおやつに置いてある単品シードを貪ったりしていた。全く平常運転。

 

(さては飽きたな?)

 

土曜の遠出は車で2時間半ほどのところに往復日帰り、見学とまじめなお話と野暮用とで現地滞在3~4時間の見込み。
なので安全策と考えて両親に返すつもりでいたのだが…この場合連れて行くほうが安全だろうという結論。
今日一日しっかりご飯食べて体力つけて、明日を乗り切ってほしい。

 

ちなみに挿し餌の時間を知らせておいたら夫が毎回超いい笑顔でやってきてヒナを掌に載せてもらいたがる。
挿し餌の後、フゴや温室水槽の準備の間握っていてもらえるのは、まあそこそこ助かるのだが、ちょっと面倒くさい。うん。ちょっとだけね。

二日と五日

3世代目のポロと異血の杏仁の子で、よつば・くろばと同じ4代目世代にあたるヒナ2羽が、そろそろ引き取り時期に来ている。
名前は孵化日から取って「フツカ」と「イツカ」、4月2日と5日が誕生日。

 

特段珍妙な名前を狙ったわけではないのだが、夫にこの名前で良いかお伺いを立ててみたら大笑いされてしまった。

一応言い訳をしておくと、引き取り後挿し餌期間中に長時間外出の予定があり、スケジュールを眺めてうんうん唸っていたところで語感の一致に注意を持っていかれた結果である。

その後巣から出して見せたらフツカちゃん、イツカちゃんと呼び掛けていたので、異議はないらしい。代案があるなら検討するつもりはあったのだが。

 

 

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大きいほうがフツカで小さいほうがイツカ。
たった3日の違いでここまで違う!のと、これが数か月もすれば大した違いにはならないであろうこと、どちらも驚異的。

 

それはそうと、フツカは普通にシルバー文鳥だと思われるが、イツカの羽色は一体何だろう?シルバーよりは黒っぽいor茶色も入っているように見えるが、羽軸の先から覗く色は白っぽいので、シルバー系には違いないのか?いまいち判別がつかない。

 

本当は今日にでもフツカだけ引き取ってしまうつもりでいたが、明日急用が入ったため明日の夜放鳥タイムまで延期。明日が楽しみだ。

換羽と繁殖

我が家は文鳥のために室温を高めにしている。
出来れば通年同じ室温にしたいが、なかなかうまくいかない。
現在、暖房の設定温度は冬場と変えていないが、室温は幾分下がってきている。
吸気側の温度が高いとそれほど頑張って温めないのだろうか。
よくわからないが、急激な変化ではなかったせいか、文鳥達は平気なようだ。

 

下がったといっても25℃とかなので、飼い主は真夏のような服装で過ごしているのだが。

 

冬から春になると冷えるってどんな環境だ…

 

そんな変化を文鳥達は季節変動ととらえたのか、半数以上が換羽を始めたようだ。
その中にあって換羽ではなく繁殖を始めたのがえび・らくペアとポロ・杏仁ペア。
らく(ラック)とポロが親は違うもののどちらも元をたどればスミハナ・ピコポーペアをそれぞれ祖父母に持つ、我が家直系の3代目。
(えびと杏仁は他所から迎えた子で異血)
えびらくは既によつば・くろば兄妹がいるので今回はすりかえた擬卵を温めてもらい、ポロ・杏仁ペアの子をとることにした。

 

夭逝したパール・よつばの子は5代目だが、今回の子はよつば・くろばと同じく4世代目に当たる。

 

最初の卵を産んでから次を産むまでに4日ほど空いていて、どうも産んですぐに温め始めたらしく、孵化も同じく4日ほどずれた。
検卵時点で有精卵3つだったが、現時点で孵化しているのは2羽。
残る1つは中止卵の模様。
5代目の件で心配していた育児放棄については今回はなく、どちらも元気に育っているようで、胸を撫で下ろしている。

 

育児放棄の件は、おそらく両親の性質によるものだろうと考えているが、ヒナのほうに先天的な異常があった場合にも親が育てないケースがあるようなので、確信には至っていない。
まあ、2羽生まれて2羽とも餌をもらえていないので、後者の理由ではなさそうだが。

 

パール・よつばペアはその後産卵前より親密度が増したようで、以前はバラバラに行動していた放鳥タイムにも一緒にいる姿をよく見かけるようになった。
現在は揃って換羽に突入しており今回は繁殖はしないらしい。
嘴の周りと胸(お腹?)が緑色になるほど小松菜をむしゃむしゃ食べて元気にしているので、またそのうち産卵するだろう。
その時は頑張って欲しいものである。

 

アサヒ ミニペットヒーター 20W

アサヒ ミニペットヒーター 20W

 

 ヒヨコ電球は通年つけっぱなし。