ポッポチーヨ!

文鳥を飼っているのか、文鳥に飼われているのか。文鳥についての備忘録替わりの日記です。不定期更新。

文鳥の「てんかん」あるいは「てんかん様発作」と爪切り

てんかん」「てんかん様発作」とも、他の鳥種ではあまり聞かないが、文鳥に限っては日常会話レベルで登場する…かもしれない言葉である。
「文鳥 てんかん」で検索すると9130件もヒットするのだ。

 

我が家の文鳥達の例を見ている限りでは、不安障害とか神経症とかのほうが近いかもしれないような気はしているが、実際に呈する症状は似たり寄ったりに思えるので、そんなようなもの、と、自分の中ではひとくくりに扱っている。

 

症状としては、身体をがくがくと震わせたかと思うと「ギュー」「ギャー」「ヒィー」等、普段とは明らかに違う声を上げる、開口呼吸、暴れる、ひっくり返る、うずくまる、転がる等の動作を見せる。
初めて見た時には慌てたが、ものの数分で平常に戻るので、これ自体はあまり心配はいらないようだ。

 

ただ、発作の最中は危険のないように注意が必要かもしれない。
極端な例かもしれないが、高所で発作を起こして落下したり、もがいている間に何かの隙間に挟まって身動きが取れなくなったりといったことも考えられる。

 

まあ、うちの子達の大半は握られている状態で発作を起こすことが多いので、その点対応はしやすいが、そこまで恐れられるのもどうなのかとは思う。

 

主に夫。


記憶にある限りでは、私の不在時、餌と水の交換のためケージに手を入れたところ「ギャー!」が2件、私が握っていたのを夫に渡したら「ヒィー!」が3件。(すべて別の子)


熱烈なファンも多いが、恐怖の対象とされることもまた多いのが不思議だ。

 


夫以外の要因では、主に爪切り時が多かったが、2~3回も経験すれば流石に文鳥のほうが慣れてくれる。
爪を切らないという選択肢はないので仕方がない。

 

ただ、特に恐がりな子もいるので、多少は歩み寄ることにして、他の子の爪切りシーンを日常的に目撃させる(わざと見える場所で爪切りをする)ようにした。
ある意味安全圏から他人事として経験を積んでもらっているのだ。
嫌がらせではない。断じて。

 

以前は爪を切ると決めたらその日に全員切ってしまっていたが、上記のようなこともあって、伸びてるなと感じた子から随時切るようになった。
一度で慣れた可能性もあるため、効果があるかどうかの確認は出来ていないが、まあそんなものだろうと思っている。

 

※もっと丁寧に扱うなら、遠目に爪切りを見せるところから始めて、徐々に爪切りと鳥の距離を詰めていき、そのうち爪切りで爪をちょんとタッチ、爪切りの刃をタッチ、切る時の動作だけをする、1本だけ切る、片足の爪を切る、全部切る…と段階を踏んでいく方法も考えられる。

 

 

 人間用の爪切りでもいいけど、↑これかなり使いやすい。
専用爪切りっていうか、精密ニッパー的な感じ。

ハナ枠

ハナの放鳥タイムを別枠でとるようにして、スミとデートしてもらうことにした。
本来の1部2部もこれまで通りなので、都合3部構成。


ハナ枠はそんなに長くとらないので時間的には大したことはないが、隔離用のキャリーに出来るだけスムーズに帰ってもらうのと、体重維持が目下の課題。
ハナはここ1年ぐらいずっと換羽が安定しなくて、今も羽毛の層が薄い感じでいるので、痩せてくると殊更目立つ。

 

ハナだけは元の2部では放鳥しない。
スミは今まで通り2部で出てくるが、殆どの時間をハナの隔離キャリーの上で過ごしている。
時々他の文鳥と絡んでいたり、私の肩でジーヨ!と歌ったりはしているが、何しろ献身的である。

 

そもそもスミがハナを気に入って、気難しかったハナに血豆が出来るほど足を噛まれても全く諦めず猛烈アタックを続けるスミに、ハナが絆された感じの馴れ初めだったのだ。
荒鳥だったのが徐々に人慣れして、私には握りを求めるようにもなった今も、変わらずハナが一番らしい。
仲良きことは美しきかな。

ただ、ハナはもう5歳。文鳥としてはそろそろ初老といっていい年齢でもある。
加えて病身でもあり…出来るだけ穏やかに過ごしてほしい。

 

称賛したい感情を言葉にするために

自分自身が親になってから、改めて自分自身を育てなおしてるような気がしている。

 

 

▼繰り返し言ったほうがいい、魔法の「短い言葉」

 1:大好きだよ
2:ありがとう
3:へぇ~? そうなんだ?(その話、もっと聞きたいな)
4:やったね!
5:すごいね!
6:頑張ったな! または 頑張ってるな!
7:ドンマイ!(次、行こう!)
8:オマエならやれる!
9:(結果は気にせず)楽しめ!
10:ナイストライ!(いい経験になったね!)

 

子供が見違える「短い声かけフレーズ10」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

 

私の親は所謂「毒親」だった。
色々あって、今の夫と結婚する前に没交渉になって、そのまま十数年…

探してでもどうにか、というほど私に興味がないのだろう、その後全く音沙汰がない。
こちらから連絡を取る気にもならないので、生死すら知らない。

 

すっかり安全な環境に置かれてから改めてフラッシュバックに悩まされていたりはするが、おかげで自分を大事に出来るようになってきている。

 

上記の10の言葉、私はどれも親から言われた記憶がない。
インプットが足りなかったせいか、自分の口から自然に発することが出来るようになったのは、割と最近のことだったりする。

 

私にだけはベタベタに甘い夫だが、これまで一緒に暮らしていて唯一怒られたことが「ありがとう」「ごめんなさい」を言わなかったこと、ただ1度だけだった。
これ以外のことでは、注意はされても怒られたことはない。
それだけに、とても重く、大切なのだと思っている。

 

言わなかったというか、言えなかったのだ。
社会人として過ごしている時は、仕事用のロールを演じることで「せりふ」として使えていた言葉ではあるが、日常生活の中で、素の自分で発することが出来なかった。
言いたくないわけでは決してないのだが、口に出すことに何故か抵抗があった。
未だに時々引っかかることはあるが、そういう時こそ「今言う時!」と思うようにしている。

 

自分が苦労したことだけに、息子にはしっかりインプットしておこうと思って、やたらポジティブな声がけをしていた。
松岡修造氏もかくやというレベルだった時期もある。
勢いばかりで的確な言葉がけにはなっていなかったかもしれないが、それでも息子は「ありがとう」「ごめんなさい」を的確に使える子に育ってくれている。

 

誰かに対してかける言葉を、自分自身も聞いているのだろうなと思う。

 

文鳥に対しても、ひたすらほめまくっている。

全力で称賛したい感情を抑えることなく言葉にする練習としては、かなりいいのではないだろうか。

 

といって、練習のため等と考えて飼い始めたではないが、結果として。

 


感じ方はそれぞれなのだろうが、こんなかわいい生き物をdisるのは難しい。
さかむけをむしられても、首をちねられても、髪の中に糞をして踏みつけられても可愛いのだから仕方がない。

 

 

放鳥タイムは文鳥にも飼い主にも楽しみな時間になっている。
ほっぺのモッフリ加減を至近距離で眺めるだけでかなり幸せになれる。
笑いじわを厭う向きにはお勧めできないが、手の甲で片足休憩のち座り込んでモフっとされた日には眼尻など下がりきってしまう。

 

まあ、文鳥に限らずとも、称賛したいと思える相手と過ごすことは、それだけで幸せだと思うので是非お勧めしたい。

 

溢れるぐらいにインプットしたら、自然にこぼれてくるようになるかも、というお話。

 

 

 

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ありがとうごめんなさい (あかちゃんからのステップアップえほん)

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コーヒーが好きだ

※今回、文鳥全く関係ありません。

 

夫婦ともにコーヒー好きで、コーヒーのない生活なんてありえない!
…とまでは言わないけど、なにしろコーヒーが好き。

 

といいつつ、豆へのこだわりは、実は全くと言っていいほどない。

 

ちょっといいお値段の豆買ってみたりは、稀にするけれど
普通のスーパーの店頭で買えるような袋売りのレギュラーコーヒーから
安くて美味しい(と自分が感じる)ものを見つけると嬉しくなる。

 

 

ホテルブレンド 500g

ホテルブレンド 500g

 

 今一番お気に入りなのがこれ。
ネット通販各社見たけど、今のところ近所のスーパーで買うのが一番安い。

ただし、入荷が安定しないので見つけたらとりあえず確保!な感じで。

 

近年、夫がインスタントコーヒーのほうを好むようになったため
コーヒーメーカーについては、ほぼ私だけのためのものなんだけど。

 

TIGER コーヒーメーカー ステンレスサーバータイプ アーバングレー ACJ-A080-HU

TIGER コーヒーメーカー ステンレスサーバータイプ アーバングレー ACJ-A080-HU

 

 

数年前までは夫もレギュラーを飲んでいたため、一度にたくさん作って保温しておけるこの製品を重宝していた。

すぐに物を壊す私としては、ガラスサーバは確実に壊すものの代表格なため、ステンレスサーバなのもありがたかった。

 

しかし近年は夫がレギュラーを飲まないので、自分の分だけを飲みたいときにさっと淹れられるほうがいいかなと

 

 当初はネスレバリスタを検討してたんだけど、どうも「専用品」しか使えない作りの製品が好きになれなくて、そんな時に店頭で見かけたのがシロカの全自動コーヒーメーカー

シロカ 全自動コーヒーメーカー ガラスサーバー SC-A111

シロカ 全自動コーヒーメーカー ガラスサーバー SC-A111

 

 これは…!と飛びつきそうになったんだけど、店頭価格1諭吉は一旦頭を冷やすラインなので事なきを得た。
sirocaブランドの評判もよくわからないし。

 

で、たどり着いたのがこれ。

現時点で2500円弱(たぶん購入時も似たような値段だったはず)。
こんなにお安いのにスチームで蒸らして抽出したコーヒーが飲める。
ドリップポッドという専用カートリッジがUCCから出ていて、それを使用することもできるけど、それとは別にメッシュフィルターでレギュラードリップも出来る。

 

今までペーパーフィルターで淹れていた豆をそのまま使ってみたら、味が全く違って驚いた。
(このために豆を変えることに…)
ドリップポッドは割高感がありまだ試していないが、そのうちお布施的に買ってみてもいいかなとは思っている。

というか、市販豆(粉)での使用で、全く不満がないのだからしょうがない。

 

ただ、私だけかもしれないが、カップを置き忘れて受け皿に熱々のコーヒーを浴びせる事態が割と起こってしまうのが、唯一難点といえば難点なところ。

 

 

G・E・Mシリーズ TIGER&BUNNY 鏑木・T・虎徹

G・E・Mシリーズ TIGER&BUNNY 鏑木・T・虎徹

 

タイガー魔法瓶の回し者ではない。

 

ハナ液漏れ

ハナの頭のコブにまた液体が溜まりはじめている。

まあ、土台のほんの一部を焼いただけだし、そんなものだろうなと思ってみていたら、昨夜になって液体が漏れ出ていた。
背中の汚れで発覚したのだが、ぶつけたり引っかいたりしたわけでもなさそうなので、手術で空いた穴からだろうと推測。

 

午後診療の時間は過ぎていたので、今日になってから病院へ。
やはり手術跡からの流出だそうで、液体が口に入っても特に害はなく、処置の必要もないとのこと。
ただ、やはり気にしてつつくと良くないので隔離は続行で。

 

帰宅後、ハナだけ単独放鳥したところ、夫の部屋に入り浸り。
それはいいのだが、ひとしきり寛いだら、元のケージの前に飛んでいき、離れようとしない。
帰してあげたいけど、ちょっと今はね。

 

そういえば昨晩、普段ハナが夫に握られている間私に握られるスミ(ハナのパートナー)をハナと一緒に握り、そのまま夫に渡して握っていてもらった。
ハナは嬉しそうだったが、スミはずっと夫をにらみつけていたそうだ。

 

迎えに行ったらスミに2回ほど、ぎちぃーーーーっと噛まれた。
爪を切ってもここまで噛まれたことないのに。
目が怒っていた。
ごめんて。

 

夫を噛まなかったのは、ハナのために我慢したんだろうなあ。

 

お詫びの意味をこめてしばらくモフっておいた。
放鳥タイムには機嫌を直してくれたようだ。

 

ケージを入れているワイヤーラックの最上段に、シードを少量入れたエサ入れをかけたところ、野分&グレ、パール&よつば、ポロ&杏仁の3組が争って食べていた。

 

普通にあげてる餌にも入ってるんですけど、それ。

 

スミ・ハナはあまり興味を示さなかった。

 


隔離、あまり長引かないといいな。

 

 エレクトロニクスとはいったい

買い換えようとすると直る

冷蔵庫の自動製氷の調子が悪くて、真夏の氷じゃんじゃんほしいような時に限って氷が出来なかったりということがこれまで何度かあったが、気が付いたら直っていた。

 

そんなのが毎年何度か起こっていたが、今年になってからは夏場に限らず臍を曲げるようになった。(臍などないはずだが)

 

そういえば、我が家の冷蔵庫は、現在中学生の息子が生まれるより前に買ったもの。
製造終了後10年がたつと、メーカーも部品を保有しなくなる。
今までの様子を見ている限りでは、問題は水タンクとタンクから水をくみ上げるポンプのどちらか(あるいは両方)にあるようだ。

で、冷蔵庫の型番で検索してみると、Amazonでタンク単体を購入できるらしい。

 

 

2諭吉さんを、高いとみるか安いとみるか。

 

これであと5年ぐらい延命できるなら考えても良いが、タンク側だけの問題とも言い切れず、モーター側が弱っていて汲み上げにくくなっているのであれば焼け石に水になる。

 

ので、自動製氷が止まるたびに買い替えを口にするようになった。

 

すると何故か何事もなかったかのように氷を作り始めるのだ。付喪神か。

 

 

秋口あたりからは「冬ボ」の話をすると働くケースが多かった
(単に「その話をした後で復活したことの印象が強い」説)

 

そしてその冬ボが支給された現在、とてもまじめに働いている。

ように見える。

 

 

 

悩ましい。

ケージの保温について

我が家は冷帯にあるため、真夏でも夜間は冷え込むことがある。
そのため文鳥達のケージには通年で何らかの加温器具が稼働している。

冬季の室内は常に暖房されているので、加温に必要な幅が少ない。
よって鳥のためだけに強力な保温器具を検討する必要はなかった。

が、温暖地の場合、逆に冬場の室温は低く抑えられる傾向があるため、鳥の過ごす環境温度には更に注意する必要があるだろう。
ケージ内だけでなく、放鳥する部屋の気温も、極端な差が出来ないよう気を付けてほしい。

 

アサヒ ミニペットヒーター 20W

アサヒ ミニペットヒーター 20W

 

 いわゆる「ヒヨコ電球」と呼ばれる加温器具。

我が家の場合、冬場も室温は高いため20wで事足りている。

他にマルカンからも同様の製品が販売されている。
どちらでも能力に差はなさそうなので好きなのを選べばいいと思う。
一番古いものは5年ぐらい前に購入しているが、まだ1つも壊れていない。

ヒーター本体は壊れないものの、電球は消耗品である。


今のところ20wタイプを各ケージに設置しているが、もっとワット数の大きいものにして、ケージを置いているラックごと温めたほうが効率は良いのだろうと思う。

 

鳥関係の講習会などでは、ケージの外に設置するように指導を受けたが、我が家ではずっとケージ内に設置したままである。
インコ・オウムの類では網面をつかんで移動することが多く、通りすがりに高温のヒヨコ電球を掴んでしまうこともあるのではないかと思うが、フィンチの場合基本的に掴まり移動はあまりしない。
全くしないわけではないが、体の構造上掴まり移動よりもジャンプや飛翔での移動のほうが向いているのだ。
また、20wの発する熱程度では火傷には至らないことのほうが多いだろう。
私は掃除の時に通電中のものを素手で扱うが、それで火傷をしたことは一度もない。
ずっと動かずに接触していれば低温火傷にはなるかもしれないが、そこまでじっとしているフィンチがいるとすれば、既に相当体調が悪いはずなので、他の手段を検討すべきだろう。

 

ケージ1つに20w1個取り付ける方法をチョイスする理由は他にもあって、どれか1個の電球が切れても隣接するケージのものが稼働していれば極端な温度低下は免れること、個別の導入コストが安いこと(ただし電気代は無視)大抵のペットショップで取り扱いがあること、などが挙げられる。
特に、店頭での取り扱いの有無は私的には重要項目と考える。
電球切れが発覚しても、買いに走れば対処できるのだ。

 


観賞魚のベタの保温に使っていたシートヒーターを、小型・中型のケージ側面~上面に固定して使っている。

 

4号は長さがあり、側面~上面の2面から加温することで、空間を温める使い方が出来る。
上からカバーなどをかけると温まりすぎることもあるが、扉側の1面は開放しているのである程度温度勾配も出来る。

こちらも消費電力は20w。
シートそのものが発熱するものなので、電球交換の必要はない。
ケージ外側に添わせるように設置するため、取り付けスペースの心配がないのも魅力。

 

折り目をつけないように、若干角が浮いた状態で使っているが、特に支障はない。

 

ケージという空間を温めるためには、熱を逃さないように囲ってしまうことも重要。
病老鳥の看護の場合は温度変動を極力減らすために完全に覆ってしまうこともあるが、健康な鳥の場合は扉側の1面は開放したままにしている。

「おやすみカバー」「防寒カバー」という製品が販売されているが、手元に良いサイズの布やビニールシート等があれば代用できる。
一部飼育書では梱包用のエアパッキン(100円ショップなどで入手可能)を勧めているものもある。
ケージのある部屋の室温やヒーターの熱量と合わせて検討してほしい。

 

ホーエイ HOEI おやすみカバータイプB

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小鳥カゴの防寒カバー ジッパー付き Lサイズ

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