ポッポチーヨ!

文鳥を飼っているのか、文鳥に飼われているのか。文鳥についての備忘録替わりの日記です。不定期更新。

第2次ちびっ子ギャング団と、チョッピリ師匠

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第2次というからには第1次もあったわけですが、現在の第2世代のうち4羽が第1次ギャング団の居残り組ですね。

 

第1次の時は、ピコ・ポーペアとスミ・ハナペアがほぼ同時期に産卵、孵化。しかも初産のハナが8個産んで5個孵すという偉業(?!)を成し遂げ、それまで2回繁殖を経験したものの1回に1羽ずつしか孵らなかったピコポー組も3羽孵化。

引き取り時期もほぼ同時期で、一度に8羽を挿し餌で育てていました。

飛び回り始めるころまではみんなでまとわりついてきて可愛いことこの上ないんですが、一人餌になり、飛翔能力もついてくると、もう始末に負えない(笑)。

 

どっちみち全部わが家に、とはいかないのはわかっていたのですが、その頃は里親さんを探す余力もなかったので、懇意のお店に半分引き取っていただきまして(全員シルバーで、お店の人も良く知らないもんだからえらい安い値段で出しちゃって、あっという間に売れていった模様)現在残っているのがマメ・モク(スミ・ハナの子)と雪乃・野分(ピコ・ポーの子)。

2世代目はその後も、スミ・ハナの子だけはやたら生まれて、都度里親探ししたり嫁探ししたりと、かなり奔走した記憶があります。とはいえ割と忘れてますけどね。

 

で。

今回の第2次ギャング団は、その2世代目の、ギャング団より後に生まれた黒(ノーマル?)3きょうだいの居残りチャイ氏と、我が家の白ブン2代目(初代もチャイとペアになったが繁殖せず急逝)ミルヒの子、白・白・パイドの3羽。

そしてギャング団の子ども世代(つまり3世代目)、マメ・雪乃ペアの子ポロと、引き取っていただいたのとは別の懇意にして頂いてるお店で「シルバー入ったら教えて!」とお願いして「シルバーはシルバーなんですけど…」というので行ってみたら赤目で、勿論二言目に「ください!」とお迎えしたシルバーイノの杏仁の子。初産なのにいきなりシルバー×4とノーマル?1羽の5羽が孵って、合計8羽。

※訂正:初産はミルヒで、杏仁は2回目でした。

 

まさかのギャング団再来となりました。

 

子育ては圧倒的にミルヒ・チャイペアのほうが上手…というか数の差もあるんでしょうが、3羽ともなかなかの巨体に育て上げてくれました。
杏仁・ポロペアのほうは、産んですぐに温め始めたもので、5日に亘って毎日1羽ずつ孵化したため、兄弟の体格差が激しく、一番小さい子が割を食っていたのと、なんとシルバーのたぶん第4子の足を折ってしまっていました。

 

折れた場所が場所なのと、両親から引き継いだ時点で既に偽関節が出来てしまっていたので、なかなか治療は難しいとのこと。
出来ることといえば、漢方のお薬と、あとは運動を阻害しないような固定が出来るならやってみる…かなぁ、という悩ましい感じの診断を頂いています。

場所がもうちょっと違えばあっさり治せそうだったんだけど…

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(BLA2級テキストから画像を拝借しました)

なんでこんなとこ折っちゃったんだろうねぇ…

 

 

実際問題として、折れた部位から先が明後日の方向を向いているものの、本人(鳥)自身は至って健康で、普通に飛び回るんだけど、着地とかホッピング等の平面移動とかが難しい状態。あと本人(鳥)の予測できないところで折れて他所向いた足が引っ掛かる。

とはいえ全くできないというわけでもなく、元気は有り余っているし、仮に治療しない選択をしたとしても、飼育下でなら生きていくことは十分可能。

 

…当初はどこにも出さないでうちの子でいてもらおうと思っていたのですが、ギャングにも手がかかり、ルビィにもグレにも手がかかり、お父さん原理主義者(笑)にも手がかかり…といった現状、我が家に置いておくよりは他の子達と一緒に里親さんを募集してみても良いのではないかという結論に達したので、半分ぐらいは残るだろうなっていう前提で(そしてその中に足悪い子もいるだろうなと)募集をしてみたところ。

 

何件か、交渉成立してお連れ頂いた方、途中で連絡がなくなった方、ご都合が合わずキャンセルになった方等々いらっしゃいました。

そんな中、なんと「パイドと足の悪い子」というご指名を頂戴しまして…

 

さすがに「本当にこの子でいいんですか?足の悪い子はお金も手間もかかりますよ?」と何度も念押ししましたが、どうしてもその2羽がいいとおっしゃるので、お願いすることに。

 

いや、本当にこの2羽残ると思ってたんですよね…
最初の里親候補さんなんて「パイド以外」だったし(好みの問題)

 

その後何度かご連絡いただいているのですが、予想とは反対方向に手がかかるそうです(笑)

もっとおとなしい子を想像してたそうで…うーん、ルビィみたいに先天的な障害のある子ならそうだったかもしれないけど。(ルビィはあげないよ!←親ばか)

パイドは「好み」なのだそうで(同志!!)

 

まあ、そんなこんなでいろいろありましたが、我が家に白とシルバーの女子らしき2羽が残留し、今回のギャング騒動はひとまず終了。

みんな可愛かったなぁ…

事情が許せば本当は全員うちの子にしたいぐらいなんだけど、生まれた時点で既に、とっくの昔にキャパオーバーしてる状況、2羽残すのもかなり苦渋の選択ではありました。

いや、独身拗らしてる男子達が多いもんでね…(^^;

 

で。

ネット上で募集したものの、記事を取り下げられないので、流されるのを待っていたところ、「まだ募集されてますか?男の子が希望です」とご連絡いただいた方がありまして。

 

ああ、すいませんね…男の子はみんな決まっちゃったんですよ…
大人でもいいならお譲りできる子がいますが、いかがですか?

 

みたいなお返事をしたところ、あれよあれよという間に話が進みまして…

以前農薬中毒事件で(あれ、これ書いたっけ)里子に行く話がキャンセルになっていたチョッピリことピリカ氏が、改めて婿(予定)に行きました。

 

なんでも、2羽で飼っていた男の子のほうが急死したそうで、残された女の子が探し回って呼び鳴きしまくっているので、男の子を探していたそう。

お話を聞けば、かなり切羽詰まっている様子(女の子文鳥さんが)。

ということで、我が家の独身男子で一番文鳥にも人間にも受けの良いチョッピリ師匠をお勧めし、お迎え頂くこととなりました。

 

最近始めたばかりのLINEでちょくちょくお知らせを頂くのですが、先方の女の子(娘と表現されてました)がとても喜んでくれているようで、ピリカも満更でもなさそうで、日に日に距離を縮めて行っている様子。

というか、女の子のほうがとても積極的で、グイグイ行ってるそうです(笑)

わが家では半手乗りぐらいになっていたのが、先方では集中して構ってもらえるためか、2羽で里親さんの腕に乗っていたり、握りを要求したりと、完全に手のりのべた甘に戻った模様。

 

元飼い主としましては、彼のいたケージをしんみり眺めちゃったりなんかもして、寂しさを覚えもしますが…

でも今回は本当に良いご縁で、先方の女の子もピリカも、里親様ご一家も幸せそうで、本当に良かったなあ、と。

 

それはさておき。

我が家に残留が決まった女子(推定)2羽は、それぞれ藤(白)リラ(シルバー)と名付け、現在リラは貴重な異血男子のふぶき(シルバー)、藤はくろば(4世代目・ノーマル)の、それぞれ隣のカゴに移動して様子を見ているところ。

女子2名はわりとまんざらでもなさそうなんだけど、男子達…とくにくろばがよくわからない。

 

まあ、今後はメイン系統以外の繁殖は当分控えたいところでもあるので(いやずっとそうなんだけど)駄目なら駄目で構わないんだけど、どうもエド・アリィの玄孫ズが娘達を追っかけ回してて、悩ましい今日この頃であります。