ポッポチーヨ!

文鳥を飼っているのか、文鳥に飼われているのか。文鳥についての備忘録替わりの日記です。不定期更新。

ピコ

 

・ピコ

 2012年2月生まれ ♀ ライトシルバー

我が家に一番初めに来た文鳥
そもそもオカメインコをお迎えするつもりで息子と行ったお店で
お目当てのオカメに息子が嫌われて落胆していたところ
その息子が「この子がいい」と選んだのがご縁だった。

 

既に一人餌になっているとのことだったが、小さい。
夫婦ともにセキセイの飼育経験はあるものの、文鳥は初めて。
わからないことだらけだったので、とりあえず健康診断がてら動物病院へ。

 

…いろいろ菌を持っていた。そのう炎の診断。
目薬の容器に入った飲み薬を出された。甘いらしく、嘴に垂らせば飲んでくれる。

 

あと、やっぱり小さい。

 

今にして思えば、親鳥の産卵時~ヒナ時代の栄養不足で小さかったのかなと思う。
お店では挿し餌1日2回だったようだし…(別件で聞いてびっくりした)

ハリソンのハイポテンシーマッシュを処方された。
(この当時ハリソンはまだ動物病院専売だった)
シードに混ぜて与えたが、あまり食べなかったように思う。

 

それでも そのう炎が治ってしまえば、小さく大人しく弱弱しかったのが
一変して、小さいけど出して出してアピールの激しい、ガブガブぐさぐさ噛んで突いてくる文鳥になった。
…こっちが本来の性格だったらしく、5年たった現在も変わらず暴君。
ただ、出せ出せアピールはポーとペアになってからは、滅多にしなくなった。

 

迎えた年の夏頃、幼馴染からの婿を目論んで、同じお店からゴマ(シルバー♂・同年4月生まれ)を迎えるが、そりが合わずペアにはならなかった。
その後ゴマの同腹きょうだいと思われるハナ(シルバー♀)を迎え、ハナの婿のつもりで同年秋に迎えたポー(ライトシルバー♂・年齢不詳(たぶんこの時点で1歳半~2歳ぐらい?))に見染められペアに。

その後ゴマ・ハナもそれぞれパートナーを迎えるが、それはまた別の話。

飼い主の目論見は外れっぱなしだが、結果的に大団円ではあった。

3回の繁殖で、吉乃・ナノ・雪乃・野分・他里子に行った1羽の、計5羽の子をもうけている。

 

3~4歳時にポーが病気療養で別居を余儀なくされると、モク(ハナ・スミの子)と付き合い始める。
時々帰宅(籠)して入浴するポーも受け入れてはいたが、思うように身体が動かず、一緒に来てほしい場所に呼んでも来ない(行けない)というのは、ピコとしては受け入れがたかったのだろうと察する。

 

ポーが全く飛翔能力を失い、一時帰宅も出来なくなったのを機にモクとの同居を許し、新たなペアとしたが、モクとの間には子をなしていない。
どうもモクは「手のかかる大きな子供」のようである。

 

現在も健勝で、放鳥タイムは第2部の最後に出てそのまま握られ、最初に帰宅のお手本を見せる役どころを演じている。
モクと同様に夫も「手のかかる大きな子供」と認識しているらしく、わざわざ餌を運んで夫の口に押し込むといった行動を見せることがある。

 

 

 

親:不明(静岡産)

パートナー:ポー(故)・モク

子:吉乃・ナノ(故)雪乃・野分・(他1羽他家)(いずれもポーとの間の子)

孫:ネロ(故)ロッソ(ナノ(故)・時雨(他家)の子)、ラック(野分・雫(故)の子)、あずき・大福(雪乃・マメの子1)ポロ・ゆず(他家)・ピリカ(雪乃・マメの子2)

 曾孫:よつば・くろば(ラック・えびの子)