ポッポチーヨ!

文鳥を飼っているのか、文鳥に飼われているのか。文鳥についての備忘録替わりの日記です。不定期更新。

4代目姉妹の嫁入り顛末

4月2日・5日生まれのフツカ・イツカ姉妹は、生まれてこの方ずっと一緒に暮らしていたが、先日それぞれロッソ・えびの色違い男子達に嫁いでいった。

 

 

この姉妹はあまりにも仲良く暮らしているので、もうずっとこのままなんじゃないかと思っていたが、ある日ご優待中のロッソ(シナモン♂)が姉妹のカゴの前でアピールしはじめた。

 

 

ロッソといえば、当時まだフリーだった杏仁(♀)が迫害されているのを保護して、喜んでかごについてきた杏仁を怒って追い払った前歴もあり、これまで♀には興味がないのだと思っていた。

 

 

今回もただの気まぐれかと思われたが、まあそういうなら、と、自分からもロッソにアピールしていたフツカをロッソのかごにIN…したらギャルギャル怒られた。

 

 

その日はやっぱり気まぐれかねぇ、と元に戻し。

 

翌日のご優待でもやっぱりフツカ・イツカのカゴの前でアピール。

試しに姉妹も出してみたら、イツカの横で踊り始めるロッソ。

そっちか!

 

 

…いや、最初のパートナーが大福だったから、大きい子が好みだとばかり思ってたよ。

 

※ロッソの前のパートナーは大福(30g超クラスの♂)

※※フツカは標準体重(25g前後)イツカは小柄(22~3g)

 

 

 

イツカがロッソに嫁入りし、残されたフツカは、さてどうしようかね?と思い、らくらくに先立たれた男やもめのえび氏(クリーム♂)をお勧めしてみた。

 

えび・フツカの2羽だけで放鳥したところ、フツカは乗り気なものの、えび氏はなんのことかわからないといった風情で、さっさとかごに帰ってしまった。

 

フツカは追いかけてかごに貼り付くが、えび氏は気にしていない様子。

 

 

そこで飼い主がフツカを指に乗せて、かごの入り口に立たせてみた。

相変わらず反応は薄いが、拒絶はされていない。

フツカは少し迷った後、おそるおそる入り口の一番近くの止まり木に飛び移った。

それを見たえび氏、突然の歓迎

俄然歓迎。踊る踊る。超ウェルカム。

 

 

「そういうことだったんですか!」みたいな。

 

 

…そんなこんなで、短期間で2羽とも嫁に行ってしまった。

いや、行ってしまったって言っても、うちの子にだけど。

 

姉妹はまだまだ生後半年と若いのと、イツカはヒナ時代に問題があって心配なのと相手がロッソで微妙に血が濃い(イトコ程度ではあるが)のと、ロッソの前歴的なところが心配で、フツカのほうはえびちゃんが食卵文鳥なので(卵の味を忘れてくれていればいいが)、どちらも繁殖にはあまり期待しないでおくべきなのだろうが、とはいえ現状5世代目はルビィだけだし、出来ればどちらかが、そのうち跡取りを残してくれるといいなとは思う。