ポッポチーヨ!

文鳥を飼っているのか、文鳥に飼われているのか。文鳥についての備忘録替わりの日記です。不定期更新。

托卵は案外難しい

室内飼育の飼い鳥の場合、繁殖制限は、それ自体はそう難しいことではない。

卵を取り上げてしまえばいいだけなので。

 

にもかかわらず数が増えすぎるというのは偏に飼い主の自制心以下略

 

 

… … … … … … … … …

 

 

まあ、そんなわけで我が家では現在1回の繁殖で全卵孵化させず、基本1~2羽、多くても3羽までと決めているのだけれど、残した有精卵が全部孵るとは限らない。

(そこが1羽・2羽までと決めきれない理由)

 

現在子育て中のパール・よつばペアは、初回~3回目まで繁殖失敗(うち孵化したのは2回目)しているので、他の子育てモードのペア(産んだ卵は擬卵にすり替えている)に托卵を試みたことがある。

最初に試したのがよつばの親のえび・らくペアなのだが、時期がまずかったのか擬卵もろとも巣の外に放り出してしまい、既に胚が発生していた卵が底網の上で割れたのを、えびが食べて、嘴についた卵黄を飼い主に拭き取られる事態に。

味を占めたのか、以後らくが産んだ卵まで食べるようになってしまった。
大失敗である。

 

 

2度目は産むし温めるし食べない(但し卵に殻がないので孵化させられない)テリ・吉乃ペアにお願いしてみた。
吉乃はなぜか絶対に巣の中に産まないのだが、皿巣の擬卵をずっと温めている。
そのまま育ててくれないかなと思って、擬卵を1つすり替えてみたのだが、その日に限って温めなかったので、すっかり卵が冷えてしまっていた。これも失敗。

冷えた卵は元のパール・よつばの巣に戻したが、やはり孵化しなかった。

 

 

そんな飼い主の余計な介入をやり過ごしたのが、今すくすく育っている5代目のヒナ。

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今回はしっかりご飯を貰っているようで、そのうパンパンで皮膚にも張りがある。
元気そうで何より。

(※両親ともに遊びに出たすきに撮っています)

 

 

里親予定の方の来宅は少し延期することになった。

その頃にはこの子の挿し餌が始まってるはずだと話したら、「楽しみ!」と喜ばれた。

この子はあげませんけどね?と念押ししたら、貰っても挿し餌出来ないと返ってきた。

 

うちの子ペアを連れてって、繁殖させたヒナを私に預けるがいいさ!
(妖怪挿し餌おばさんあらわる)

 

なんか、楽しみが増えそうです。