自分自身が親になってから、改めて自分自身を育てなおしてるような気がしている。
▼繰り返し言ったほうがいい、魔法の「短い言葉」
1:大好きだよ
2:ありがとう
3:へぇ~? そうなんだ?(その話、もっと聞きたいな)
4:やったね!
5:すごいね!
6:頑張ったな! または 頑張ってるな!
7:ドンマイ!(次、行こう!)
8:オマエならやれる!
9:(結果は気にせず)楽しめ!
10:ナイストライ!(いい経験になったね!)
子供が見違える「短い声かけフレーズ10」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
私の親は所謂「毒親」だった。
色々あって、今の夫と結婚する前に没交渉になって、そのまま十数年…
探してでもどうにか、というほど私に興味がないのだろう、その後全く音沙汰がない。
こちらから連絡を取る気にもならないので、生死すら知らない。
すっかり安全な環境に置かれてから改めてフラッシュバックに悩まされていたりはするが、おかげで自分を大事に出来るようになってきている。
上記の10の言葉、私はどれも親から言われた記憶がない。
インプットが足りなかったせいか、自分の口から自然に発することが出来るようになったのは、割と最近のことだったりする。
私にだけはベタベタに甘い夫だが、これまで一緒に暮らしていて唯一怒られたことが「ありがとう」「ごめんなさい」を言わなかったこと、ただ1度だけだった。
これ以外のことでは、注意はされても怒られたことはない。
それだけに、とても重く、大切なのだと思っている。
言わなかったというか、言えなかったのだ。
社会人として過ごしている時は、仕事用のロールを演じることで「せりふ」として使えていた言葉ではあるが、日常生活の中で、素の自分で発することが出来なかった。
言いたくないわけでは決してないのだが、口に出すことに何故か抵抗があった。
未だに時々引っかかることはあるが、そういう時こそ「今言う時!」と思うようにしている。
自分が苦労したことだけに、息子にはしっかりインプットしておこうと思って、やたらポジティブな声がけをしていた。
松岡修造氏もかくやというレベルだった時期もある。
勢いばかりで的確な言葉がけにはなっていなかったかもしれないが、それでも息子は「ありがとう」「ごめんなさい」を的確に使える子に育ってくれている。
誰かに対してかける言葉を、自分自身も聞いているのだろうなと思う。
文鳥に対しても、ひたすらほめまくっている。
全力で称賛したい感情を抑えることなく言葉にする練習としては、かなりいいのではないだろうか。
といって、練習のため等と考えて飼い始めたではないが、結果として。
感じ方はそれぞれなのだろうが、こんなかわいい生き物をdisるのは難しい。
さかむけをむしられても、首をちねられても、髪の中に糞をして踏みつけられても可愛いのだから仕方がない。
放鳥タイムは文鳥にも飼い主にも楽しみな時間になっている。
ほっぺのモッフリ加減を至近距離で眺めるだけでかなり幸せになれる。
笑いじわを厭う向きにはお勧めできないが、手の甲で片足休憩のち座り込んでモフっとされた日には眼尻など下がりきってしまう。
まあ、文鳥に限らずとも、称賛したいと思える相手と過ごすことは、それだけで幸せだと思うので是非お勧めしたい。
溢れるぐらいにインプットしたら、自然にこぼれてくるようになるかも、というお話。
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